世界最大の木造建築であり、世界遺産の奈良の東大寺にやってきました。
中学の修学旅行以来です。
行きのタクシーの運転手さんも、「そういうかた多いんですよね~」と言っていました(笑)
はるか昔のせいか、まじめに見ていなかったせいか、ほとんど記憶に残っていませんでしたので、新鮮な気持ちで見れました。
うん十年ぶりに訪れましたが、で、でかい!
この大仏殿の大きさに圧倒されます。
千年以上前によくこんな大きなもの作れたなぁ~、と感慨にふけっていると、これは後から再建されたもので、創建当時の2/3の大きさなんだそうです(!)
しかも、この両サイドに、高さ100mの塔が建っていたとか。
ますますビックリです。
近づくと、はるか見上げる感じです。
ほんと、デカいです。
大仏殿の中に入ると、正面にドーンと大仏様。
高さは、14m98cm、重さ250トンです。
正式名称は「毘盧遮那仏」(びるしゃなぶつ)と言います。
毘盧遮那とは、サンスクリット語で「太陽や光」を意味します。
左手で宇宙の知恵を、右手で慈悲を表しながら、人々が思いやりの心で繋がり、絆を深めることを願っていると言われています。
西暦743年に聖武天皇によって発願され、752年に開眼供養(仏像が出来たときにその仏の目を描き、仏の力を迎える儀式)が行われました。
しかし、1180年の源平合戦、1567年の戦国時代の松平久秀の兵火により二度消失しています。
その後、首のない状態で、しばらく雨ざらしだったところ、1691年に公慶上人によって修復されたものです。
なので、胴体の部分に比べ、頭部が新しいため、頭部の色が変わっています。(黒光りしてますね)
像の左側に回ると、金ぴかの虚空蔵菩薩が鎮座されています。
そしてその左奥には、僕が好きな「広目天」の大きな木像。
たいへんな存在感があります。
そして、その奥には「多聞天」の巨大な木像。
何もかもが破格のスケールです。
巨大なものには畏怖の念を感じますね。
さて、大仏殿を出て、奈良公園に向かいます。
本来はこちらから大仏殿に向かうのが正式なのですが、今回は大仏殿の横にタクシーを着けてもらったので、参拝の方向が逆になりました。
奈良公園は、鹿、鹿、鹿…
しかも、道路の側溝は鹿で埋まっていました(笑)
鹿が可愛くて一時間くらい見てました。
でも、めちゃくちゃウ〇コ臭かったです。
東大寺大仏殿
近鉄奈良駅から徒歩約20分