王子稲荷とセットでお詣りしたい装束稲荷神社

先日、王子稲荷神社を紹介させていただきましたが、今回は、王子稲荷神社にとても関係の深い装束稲荷神社(しょうぞくいなりじんじゃ)をご紹介します。

王子稲荷神社とは、JRの線路を挟んだ反対側にあります。

この二社は関係が深いので、ぜひセットでお詣りしてください。

こちらの浮世絵は、歌川広重作『名所江戸百景』の「王子装束ゑの木 大晦日の狐」です。

大晦日の晩に、東国(東日本)中の眷属の狐が、榎(エノキ)の木の下に集まって、王子稲荷神社に初詣をする前に装束を整えている場面を描いています。

狐と一緒に狐火も描かれていますね。

当時の農民は、その狐火の多少によって翌年の作物の豊凶を占ったと伝えられています。

残念ながら、この装束榎はもうありません。

明治中期に枯れてしまい、装束榎の碑だけが残されました。

また、昭和4年(1929年)には、道路拡張にため碑が現在地に移され、

後に、この榎を記念して装束稲荷神社が建てられました。

(この日は、神社の横で屋台が出ており、 社殿左側の装束榎の碑の撮影が出来ませんでした)

このとおり、こじんまりしたお稲荷さんです。

鳥居をくぐってすぐ右側の手水舎。

こんなシンプルな手水舎は見たことないです。

でもいい味出してます。

手水舎の先はすぐに社殿です。

扉に掛けられている3つのキツネのお面が目を引きます。

とても、ポップな社殿です。

現代的なセンスを感じます。

なかなかいい味出してるでしょ。

朱色の扉に、お面がオシャレに映えています。

朱色というより真っ赤かな。

お稲荷さんなので、もちろん、ご祭神は、

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

です。

本殿の前の狐像が鍵をくわえていることから、

江戸時代の狂歌人・蜀山人が詠んだ

「いざあけんゑびや扇屋とざすとも 王子の狐かぎをくわえて」

が碑になっています。

ちなみに、扇屋というのは、玉子焼きが有名な料理茶屋(割烹)でした。

王子駅近くに現存しています。

JR王子駅北口、または南北線王子駅3番出口を出てすぐのところにあります。

現在は、玉子焼きのみを露天販売しています。

この店名物の「釜焼き」と言うのがあり、直径20cm位の厚いケーキのような玉子焼きで、予約が必要です。

海老屋も料理茶屋で、扇屋の兄弟が隣でやっていました。

今はもうありません。

鍵をくわえた狐像です。

小さいながらも、とても鮮やかな赤と、狐のお面が印象に残るお稲荷さんでした。

装束稲荷神社(しょうぞくいなりじんじゃ)

【所在地】

〒114-0002 東京都北区王子2丁目30−14

【交通アクセス】

JR王子駅より徒歩5分。

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