龍に逢えるスポットシリーズ・東京十社の一社、品川神社

東京の品川神社(しながわじんじゃ)

東京十社の一社に数えられる、由緒ある神社です。

ご祭神に龍神が祀られているわけではないのですが、龍と関係の深い神社です。

江戸湾の品川沖から、毎晩毎晩 龍が六本木の天祖神社に灯明を献じるために通っていたという伝説があるのです。

品川あたりは、龍が住まう場所だったのですね。

そのためか、入口の鳥居の柱には、左右立派な龍が彫られています。

いちばん左に大黒様の像がありますが、東海七福神の一社として、大黒天を祀っているためです。

そういえば、この石段、映画「シンゴジラ」で、住民が避難するシーンに出ていましたね。

おっと、話が脱線しました。

鳥居の龍です。

左が昇龍、右側が降龍といい、双龍鳥居と呼ぶそうです。

鳥居に龍が彫られているのは、都内では3ヶ所しかありません。

ちなみに都内の3ヶ所とはこちらです。
・品川神社 : 品川区北品川3-7-15
・馬橋稲荷神社 : 杉並区阿佐谷南2-4-4
・高円寺境内稲荷社 : 杉並区高円寺南4-18-11

石段を上ると、想像以上に広々とした境内でした。

境内の中ほどから、上ってきた石段のほうを振り返ると、こんな感じです。

正面に拝殿、本殿が鎮座されれています。

立派な拝殿です。

こちらのご祭神は、

天比理乃咩命(あめのひりめのみこと)

洲崎神社のご祭神。

源頼朝が海上の安全を祈願して、洲崎神社から勧請したとされています。

素盞嗚尊(すさのおのみこと)

神仏習合の時代は、牛頭天王と習合されていました。

祇園の八坂神社のご祭神でもあります。

江戸時代には品川神社は、「牛頭天王」と呼ばれていました。

宇賀之売命(うがのめのみこと)

宇迦之御魂神・倉稲魂命(うかのみうかのみたまのみこと)と表記される事が多い神で、一般的には「稲荷神(お稲荷さん)」として広く信仰されています。

そして、かつては、高龗神(たかおかみのかみ=京都、貴船神社のご祭神でもある龍神様)も祀られていたことがありましたが、現在は「品川貴船神社」と分離したので祀られていないと考えられます。(うーん、品川貴船神社も近いうちにお詣りしなくては)

しかし、伝説といい、鳥居の龍といい、品川神社は、今も龍とのかかわりの深い神社です。

本殿の右には赤い鳥居が並んでいます。

阿那稲荷神社(あないなりじんじゃ)のお社です。

しかし、お稲荷さんのお社はこれだけではありません。

右手に鳥居と石段が続いています。

ちょっと、ワクワクものです。

石段を下ると、楽しそうなものがありました。

「一粒萬倍」と書いてあります。

お堂のような作りです。

中に入ると、龍が水を吐き出しています。

掲示板には、以下のとおり書かれています。

一粒萬倍の御神水
万物は「天・地・水」の恵みをうけて生成化育し、
米は一粒の種より萬倍の稲穂となる。
当社稲荷は「上社」が「天の恵みの霊」を
「下社」が「地の恵みの霊」と「御神水」をお祀りする。
家門・家業の繁栄を祈り、印鑑・銭にこの水をそそぐが吉。
また、持ち帰りて家・店の入り口・四隅にそそぎ、
清く明るき心を持って暮らし、商売するが吉。
そそぎし銭の一部は門前・北品川の商家にて使用するが吉。

龍の水は、御神水だったんですね。

つまり、

  • 印鑑、お金にこの水をそそぐと良い
  • 水を持ち帰って、家、店の入り口、四隅にそそぐと良い
  • 水をそそいだお金の一部は、門前・北品川の商店で使うと良い

ということです。

銭洗い弁天のようですね。

また、この神社には、もうひとつ見どころがあります。

富士塚です。

富士塚というのは、富士山信仰の集団、富士講人々が、江戸時代になかなか富士山へ行けない講員のために作ったものです。

都内だけでも80ほどありますが、その中でも15メートルを超える最大級のものです。

神社正面の石段を上る途中に、富士塚へ分岐する道があります。

そして、ちょとした小山を登っていきます。

そして、ここが頂上。

頂上からの眺めです。

見晴らしがいいです。

昔は、海が見渡せたのでしょう。

そして、富士塚の裏手、つまり、神社正面の石段を上った右手には、末社の浅間神社があります。

冨士講の一同が白装束で、浅間神社に参拝し、その後、富士塚に登り、山頂の遥拝所で拝みをして下山し、社殿にもどってから平服に着替えるのが習わしだそうです。

そして、もう一つ、品川神社の末社として、御嶽神社(おんたけじんじゃ)が祀られています。

こちらも山岳信仰のお社です。

曽御嶽山を祀る御嶽信仰によるもので、周囲は岩や草木で整備されています。

御嶽大神と呼ばれる国常立尊、大己貴命、少彦名命を祭神としています。

 

最後に、品川神社の狛犬さんのご紹介。

こちらは、右側の吽(あ)の像。

中国の陰陽思想では、「あ」は陽、「うん」は陰と考えられています。

同じく男性は陽で、女性は陰です。

ということは、この吽(あ)の像は雄ということです。

こちらは、吽(うん)の雌の像。

    

歴史を感じさせる立派なものです。

ということで、なかなか、見どころ満載の品川神社でした。

品川神社(しながわじんじゃ)  

【所在地】

〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7−15


【交通アクセス】

京急・新馬場駅より徒歩3分。

【公式サイト】

なし

もしお役にたてたら、ポチっとお願いします。


神社・お寺巡りランキング

スポンサーリンク

シェアする

フォローする