江戸で人気No.1の稲荷、王子稲荷神社

何人もの霊能者の人がブログや本で取り上げていた王子稲荷神社

前々から気になっていました。

しかし、不思議なことに、なかなかたどり着けなかったのです。

王子稲荷神社を目指して出かけると、電車で向かっている最中に、どういうわけか他の神社に参拝したくなり、急きょ目的地変更。

こんなことが2回続きました。

今回は3度目の正直で参拝できました。

もしかしたら避けられているかもしれない…と思いつつもお詣りさせていただきました。

「東国三十三国稲荷総司」とされていた王子稲荷神社。

つまり、東日本の稲荷神社の代表です。

1000年以上の歴史を持ち、かつて徳川将軍家の祈願所として定められていました。

そして、歌川広重の「王子稲荷の社」、歌川広景の「王子狐火」などの浮世絵や、落語「王子の狐」の題材になってきました。

まさに、江戸の民衆にとって人気No.1の稲荷神社です。

そんな王子稲荷神社は、JR王子駅から10分ほどの、緑豊かな高台にあります。

平日なので、正面からは入れず、坂の途中にある横の鳥居から入りました。

正面は、幼稚園の敷地になっているので、平日は閉鎖されているのです。

鳥居をくぐると社殿の横から入るかたちとなります。

きらびやかな拝殿です。

拝殿の正面を見ると、ささやかな手水舎と、神社正面へ続く階段があります。

休日はこちらの正面の入り口から入れます。

正面の入り口を、階段上から見下ろすと、幼稚園になっています。

なので、平日の正面入り口は閉鎖されています。

手水舎です。フタ付きでした。めずらしい。

ご祭神は、以下の三柱の神です。

宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

穀物の神。伏見稲荷大社の主祭神で、稲荷神(お稲荷さん)として広く知られています。

宇気母智之神( うけもちのかみ)

食物神です。保食神(うけもちのかみ)とも書きます。

神話には、こんな太陽と月に関するエピソードがあります。

天照大神は月夜見尊に、葦原中国にいる保食神という神を見てくるよう命じた。月夜見尊が保食神の所へ行くと、保食神は、陸を向いて口から米飯を吐き出し、海を向いて口から魚を吐き出し、山を向いて口から獣を吐き出し、それらで月夜見尊をもてなした。月夜見尊は「吐き出したものを食べさせるとは汚らわしい」と怒り、保食神を斬ってしまった。それを聞いた天照大神は怒り、もう月夜見尊とは会いたくないと言った。それで太陽と月は昼と夜とに別れて出るようになったのである。(Wikipediaより)

和久産巣日神(わくむすびのかみ)

穀物の生育を司る神です。

つまり、食物神ばかり三柱祀られているのです。

ご利益は、商売繁盛、火防守護、五穀豊穣とされています。

王子稲荷神社の見どころは、このきらびやかな拝殿だけではありません。

拝殿の右奥には、小さな鳥居がありました。

本宮社への入り口の鳥居です。

鳥居をくぐり、左手に進むと本宮社があります。

本宮社の右には、さらに奥に続く鳥居のトンネルがあります。

鳥居の先には末社が見えます。

こちらの末社は、北村稲荷神社、亀山稲荷神社、嬉野森稲荷神社の3社です。

末社の左隣には、御石様の社があります。

この社の中には、御石様といって、一抱えもある大きな石が鎮座しています。

これは、「願掛けの石」です。

願いごとを念じながら持ち上げるのです。

そして、持ち上げた際に想像よりも軽かったら願いごとが叶いやすく、重く感じたら叶いづらいということです。

持ち上げてみたら、想像より重かったです。(苦笑)

ちょっと、凹みました。

そして、御石様の左には、上に伸びる階段が。

ビルの3階くらいの高さまで登ると社があります。

社の中は、石の小さな祠と、背後の岩に穴が。

穴はこんなふうになっています。

これは、「狐の穴跡」です。

狐が住んでいたとされる、洞穴の跡です。

この穴は「お穴さま」と呼ばれ、信仰されています。

さて、階段の上から、下を見下ろすとこんな感じです。

平日だったので、一人静かにお詣りできました。

きっと、大晦日から正月にかけては凄い人出なのでしょう。

狐の装束をして練り歩く「狐の行列」の行事があるのです。

毎年大晦日の夜、関東各地から集まって来た狐たちが王子稲荷神社に参詣したという言い伝えによるものです。

狐たちがともす狐火によって、 地元の人々は翌年の田畑の豊凶を占ったそうです。

王子稲荷神社(おうじいなりじんじゃ)

【所在地】
〒114-0021 東京都北区岸町1丁目12−26

【交通アクセス】

東京メトロ南北線・王子駅徒歩10分
都電荒川線・王子駅前停留場徒歩18分

【問い合わせ】
TEL:03-3907-3032


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