「男はつらいよ」故・渥美清さんゆかりの小野照崎神社

「『男はつらいよ』シリーズのフーテンの寅さん」で有名な俳優の故・渥美清さんがまだ無名だった頃の話。

東京下谷の小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)に、「タバコを一生吸いませんので仕事をください」と願掛けをしました。

そうしたら、その直後に映画『男はつらいよ』の主役に抜擢されたのです。

それ以後、渥美清さん死ぬまでタバコを吸わなかったとか。

何か大事なものを絶つ約束をして願掛けすると願いが叶うというお話でした。

その小野照崎神社に、夏の大祓いの日(6/30)に行ってきました。

神社の近くににこんな張り紙が。

境内富士山の「お山開き」ですと?

神社に行ってみると、道路の外にまで長蛇の列が…

えっ?と思いつつ鳥居まで進むと、そう広くない境内にもたくさんの人が…

どうやら、夏の大祓いと御朱印を求める人たちで混んでいたようです。

夏の大祓いというのは、いわば夏の正月みたいなもので、無事に夏の暑さを乗り越え、元気に何事もなく、無病息災を願うというものです。

こちら、夏の大祓いの行事「茅の輪くぐり」です。

正式な作法は次のようなものです。

  • 先ず、茅の輪の前に立って軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
  • 茅の輪の前で軽く礼をします。右足からまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻ります。
  • 茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
  • 茅の輪の前で軽く礼をします。左足からまたいで輪をくぐり、ご神前まで進みます。二拝二拍手一拝の作法でお詣りします。

※茅の輪をくぐっているときに神拝詞(となえことば)を言いながらくぐります。

 「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」
(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)

   神拝詞は神社によって微妙に違うことがあります。

さて、こちらがご本殿です。

ご祭神は、平安時代の学者であり歌人でもある小野篁(おののたかむら)

相殿には菅原道真(すがわらのみちざね=天神さま)が祀られており、受験生にも人気のある神社です。

両ご祭神とも、実在の人物だったのですね。

さて、気になっていた「山開き」ですが、境内の奥にありましたよ。

ミニ富士山です。

正式には、「富士塚(ふじづか)」と呼びます。

富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の山です。

こちらの富士塚は、富士山から運んだ溶岩石で造営されているそうです。

登ってみたのですが、結構険しいというか、岩がゴツゴツしていて登りにくいです。

頂上はこんな感じです。

さて、さらに境内の奥には、お稲荷さんが鎮座していました。

そして、さらに面白い末社があります。

こちら、鳥居を入ってすぐ左手にあるのですが、一見狛狐に見えるのですが、狐じゃありません。

オオカミのようです。

こちら、狼信仰の三峯神社と御嶽神社だったんですね。

両社とも、憑き物落としに絶大な効果があると言われています。

いろいろな面で、とても面白い神社でした。

小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)

【所在地】

〒110-0004 東京都台東区下谷2丁目13−13−14

【交通アクセス】

東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩3分

【問い合わせ】
TEL:03-3872-5514

【公式サイト】

小野照崎神社

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