前回で、「龍に逢えるスポットシリーズ」はいったん完了の予定だったのですが、出張先で龍にまつわるスポットを発見したので、ご紹介します。
岐阜県各務原(かかみがはら)市の苧ヶ瀬池(おがせいけ)です。
周囲2キロの大きな池です。
「奈良時代、宝亀年間(770年頃)に一晩でできた」
「大蛇、龍神が住み、竜宮城の入口がある」
という伝説があり、八大龍王と八大白龍王が祀られています。
神社が寺院が紛らわしく区別がつきにくかったのですが、どうも寺院のようです。
名鉄の苧ヶ瀬(おがせ)駅から徒歩15分のところにおがせ池はあります。
けっこう遠く感じました。
緩い上り坂だったせいかもしれません。
昔から観光地として親しまれ、岐阜県新八景1位です。
特に桜のシーズンと夏の花火は有名のようです。
大きな池です。
池に着いてすぐ、八大龍王本殿がありました。
ひとけが無かったのですが、こちらで御祈祷も受けられるようです。
かわいい手水舎です。
もちろん龍の像。手水舎のサイズの割には大きいです(笑)
正直、「え?これだけ?」と思いました。
が、大きな間違いでした。
さらに200mくらい行くと、八大龍王総本殿がありました。
本殿と同じく、可愛い手水舎です。
この赤い建物は、拝殿です。
窓の向こうに見える池の上の小さな社が総本殿です。
池の上にポツリの建っているのです。
こちらに祀られている八大龍王は、インドの神話に登場する龍の神様です。
龍神様の中でも最も偉い龍神様です。
総本殿の屋根には、神の使いのようなカラスが二羽。
案内板がありました。
ふむふむ。
昔より八大龍王や竜女など幾つかの伝説があり、神秘の池として多くの人々の信仰を集めています。特に鯉と亀は、神の使いとして崇められ、保護されておりますので、皆様も可愛がってくださいますようお願いいたします。
とあります。
すべて見たつもりになって、帰ろうとしたときに地図を見つけました。
見ると、八大龍王総本殿の奥に八大白龍大神が祀られているではありませんか!
慌てて引き返しました(汗)
蒸し暑かったのでリアルに「汗」です。
奥に、白いのぼりが並んでいるエリアがありました。
八大白龍大神です。
鳥居があるのと、「大神」とあるので、こちらは寺院ではなく神社かと思いました。
しかし、こちらも寺院のようです。(確信は無し)
神仏習合の雰囲気を残しているのですね。
鳥居をくぐって進むと本堂があります。
限りなく神社のような様子ですが、線香と木魚があるのです。
やっぱり寺院のようです。
こちらに祀られている八大白龍は、悪さをして八大龍王に懲らしめられた末、修行を重ねて神様になった龍なのです。
境内にはお団子屋さんがあったり、このように憩える場になっています。
お麩を買って、池の神の使いだという鯉にあげるのもいいでしょう。
おまけ画像。
八大龍王総本殿の近くのベンチで昼寝していた猫。
小雨が降っており、綺麗な青空の元で写真が撮れなかったのが残念でした。
ありがたい浄化の雨と思うことにしました。
苧ヶ瀬池(おがせいけ)
【所在地】
〒509-0104 岐阜県各務原市各務おがせ町7丁目 各務おがせ町7丁目
【交通アクセス】
名鉄「苧ヶ瀬(おがせ)駅」徒歩15分
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