JR新宿駅から西に15分ほど歩いたところにある、成子天神社(なるこてんじんしゃ)。
高層マンションの狭間にある新しい作りの神社です。
でも、創建は意外と古く、延喜3年(903年)だそうです。
1000年以上も経っているんですね。
表通りから細長ーい参道を進むと、赤い鳥居があります。
周りは高層マンションで、そこに神社があるとは気づかない場所です。
鳥居をくぐると左側に手水舎があります。
ちっちゃな龍付きです。
手水舎の先の門をくぐると、そこには思いがけなく広い境内が。
真新しくて綺麗です。
まっすぐ進むと本殿ですが、左側に末社がかたまって建っています。
本殿の前の狛犬さん。
オーソドックスなフォルムです。
社殿は新しくなっても、狛犬さんは昔からのものなのでしょう。
歴史を感じます。
ピカピカに新しい本殿。
結婚式も盛んに行われているようで綺麗です。
ご祭神は、天神様なのでもちろん菅原道真公(すがわらみちざねこう)です。
末社のエリア。
末社は、
- 大鳥神社 ご祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 鳴子稲荷神社 ご祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
- 浅間神社 ご祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
の三社です。
思いつきのように、予備知識無しで突然参拝したため、「力石」と「富士塚」を見落としました。
後から調べて愕然。
社伝によると、延喜3年(903)の創建であるといわれ、祭神は菅原道真である。その後、建久8年(1197)に源頼朝が社殿を造営したというが、詳しいことはわからない。現在地へ移ったのは寛文元年(1661)であり、柏木・成子地区の鎮守となった。
境内の社殿わきに七個の力石があり、秋の大祭には村の若者たちが力くらべをした。石には重さと持ちあげたと思われる人の人名が刻まれている。
また境内奥には富士塚がある。もと天神山という小山があり、それを大正9年に改造したものである。丸藤成子講という講組織があって柏木地区を中心に活動していたが、現在は活動していない。(ガイドブック新宿区の文化財より)
最近、このパターンが多いんですよ。
でも、思いつきで参拝するってことは、そこの神様に「呼ばれてる」ってことかもしれませんね。
【所在地】
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8−14−10
【交通アクセス】
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅1番出口より2分
都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅E2出口より8分
JR線「新宿」駅より徒歩11分
西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩12分
【問い合わせ】
TEL:03-3368-6933
【公式サイト】
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