岐阜は関ケ原の近く、南宮山の山麓に鎮座する南宮大社(なんぐうたいしゃ)にやってまいりました。
美濃国一の宮です。
南宮大社は、社伝によると崇神天皇の時代(紀元前97年~紀元前30年)に創建されたとされ、慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦の兵火によって焼失したものを、寛永19年(1642年)、春日の局の願いにより 三代将軍徳川家光公が再建したものです。
さて、JRの東海道本線垂井駅から徒歩7~8分くらいで、この大鳥居が現れます。
神社は、大鳥居から徒歩3~4分のところにあります。
広々とした境内です。
この入り口のところに鳥居が無いのが意外でした。
先に進むと、立派な楼門があり、楼門の手前には、見事な石輪橋が架かっています。
急な橋ですね。人用ではなく神様用です。
楼門から中を覗くと、立派な高舞殿と、その先に拝殿が見えます。
楼門の内側(拝殿側)には、個性的な木製の狛犬が鎮座しています。
楼門を抜けると、とても広々した境内が広がっていました。
入って左手が手水舎です。
個性的な龍さんですね。
後ろ姿が珍しかったので写真に収めました。
手水舎から、改めて高舞殿と、拝殿を眺めます。
それにしてもきらびやかですね。
和様と唐様を混用した独自の「南宮造」だそうです。
高舞殿の軒部分には、ぐるりと十二支が彫ってあります。
いよいよ拝殿です。
ご祭神は、
金山彦神(かなやまひこのかみ)
鉱山を司どり、また荒金を採る神とされ、鉱業・鍛冶など、金属に関する技工を守護する神さまです。
そのため、境内には、このような金物が奉納されています。
また、同じご祭神を祀る京都の御金神社が金運上昇のパワースポットとして注目されたことから、最近は、こちらも金運のパワースポットと言われるようになりました。
さて、拝殿の左右には長い回廊が伸びています。
そして、回廊の内側には、本殿のほかに、このように樹下社、高山社、隼人社、南大神社、七王子社の五社が祀られています。
すばらしいお宮でした。一見の価値ありです。
ゆっくり参拝出来て嬉しいなぁ、と思っていると、上空に龍を思わせる雲が。
いや~、めでたいめでたい。
南宮大社(なんぐうたいしゃ)
【所在地】
〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734−1
【交通アクセス】
JR東海道本線垂井駅から徒歩12分
【問い合わせ】
TEL:0584-22-1225
【公式サイト】
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