ドラマ「黒革の手帳」(武井咲バージョン)に見慣れない神社が出ていました。
主人公・原口元子(武井咲)が、勝守りを授かるところです。
調べたら渋谷駅から徒歩数分のところにある金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)だということがわかりました。
東京23区内の神社はすべて把握しているつもりでしたが、この神社は知りませんでした。
渋谷駅の間近に、このような大きな神社があるとは驚きです。鳥居をくぐると、すぐ神門があります。
門を抜けると眼前に広い境内が広がっています。
神門を入って左手が手水舎。
龍の手水舎でした。
手水舎のすぐ、斜め右後ろが御嶽神社(みたけじんじゃ)です。
ご祭神は、
櫛眞知命(くしまちのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
少名毘古那命(すくなひこなのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
で、「開運」「商売繁昌」の神として、特に客商売を営む人々の信仰を広くあつめており、本社は武州御嶽神社です。
ということは、あの狼が眷属の東京都青梅市の武蔵御嶽神社の分社のようです。
しかしこちらは狛狼ではなく、狛犬が守っていました。
ちなみに、日本三御嶽と呼ばれる三か所の御嶽がありまして、
長野・岐阜両県境の御嶽神社(木曾の御岳)を「雪の御嶽」
山梨県甲府市・金櫻神社(甲州御岳)を「花の御嶽」
青梅市の武蔵御嶽神社(武州御岳)を「月の御嶽」
と称します。
さて、次は、御嶽神社の右隣、玉造稲荷社です。
お稲荷さんなので、ご祭神は、言わずと知れた宇賀御魂命(うがのみたまのみこと)。
農耕の神です。
さて、いよいよ本殿です。
非常にきらびやかな本殿です。
ご祭神は、八幡様なので、
応神天皇(おうじんてんのう)
源氏の神であり、武運の神です。
それと、特に交通安全、子授け、出世にご利益があります。
それにしても、本殿の彫刻が見事です。
また、境内の隅っこ。神門を入って右手に金王丸御影堂があります。
ご祭神は、渋谷金王丸常光で、源義朝・頼朝の家来だった武将です
この金王八幡宮の名前の由来となった人物です。
金王丸は知る人ぞ知る英雄で、澁谷界隈ではとても人気があります。市川染五郎が中心となって「渋谷金王丸伝説」という公演を毎年行っているほどです。
渋谷駅から徒歩数分の位置にあって、都会のオアシスのようです。
立派なご神木もありました。
こちらの神社は、渋谷の真ん中ということもあるのか、イベントに力をいれており、ビギンなどのライブが開かれています。
金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)
【所在地】
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目5−12
【交通アクセス】
JR渋谷駅新南口から徒歩7分
【問い合わせ】
TEL:03-3407-1811
【公式サイト】
http://www.geocities.jp/ynycr674/
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