江戸・東京に鎮座して1300年の歴史をもつ神田明神(かんだみょうじん)。
僕が日本橋に住んでいた時、氏神様として大変お世話になりました。
こちらは、都心の縁結びや商売では絶対外せません。
なにしろ、大黒様と恵比須様が祀られています。
そして有名なのは、かつて大怨霊として恐れられた平将門(たいらのまさかど)公が、東京の守護神として祀られていることです。
縁結び、商売繁盛、勝運の三拍子そろっています。
日本のビジネスの中心地、大手町・丸の内を氏子地域に持つため、企業参拝も非常に多いです。
正月明けの4日は、スーツ姿の企業参拝者で大混雑です。
また、秋葉原も氏子地域に持つため、AKBも参拝しています(笑)
そして、秋葉原らしいのが「IT情報安全守護」です。情報も守っていただけます。
JR秋葉原駅から徒歩7分。JR御茶ノ水駅から徒歩5分のところに、神田明神はあります。
門をくぐると、左手に手水舎。
そして、そのすぐ後ろに大黒様の像。
大黒様から数メートル離れて恵比須様の像があります。(写真右)
手水舎と大黒様。
大黒様から数メートルの場所には、恵比須様の像、というかモニュメント的な。
広い境内の入り口側から本殿を望む。
こちらが本殿です。立派です。
ご祭神は
一ノ宮:大己貴命(おおなむちのみこと=だいこく様)
二ノ宮:少彦名命(すくなひこのみこと=えびす様)
三ノ宮:平将門命(たいらのまさかどのみこと=まさかど様)
の三柱です。
大己貴命(おおなむちのみこと)とは、出雲の大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一神で、大黒様とも呼ばれています。
また、この神社のご祭神で一番有名なのが平将門公です。
平将門公は、平安時代中期の関東の豪族です。
関東では英雄とされましたが、京の天皇と敵対したということで10世紀の初めごろに討たれました。
その後、平将門を葬った墓の周辺で天変地異が頻繁に起こったということです。
そのため、これを祟りと恐れた当時の民衆を静めるために、神として祀られました。
そして、延慶2年(1309年)には神田明神に合祀されることになりました。
現在では、平将門命は江戸の守り神、厄除け、勝負の神様です。
こちらは、本殿の右隣りにある「獅子山」。
江戸時代に関東三大獅子の一つとして奉献されたといいます。
(関東三大獅子とは何なのか調べたけどわかりませんでした。すみません。)
獅山の前から、入り口方向の望む
さざれ石がありました。
あの君が代の歌詞に出てくるさざれ石ですね。
さざれ石の前から、本殿方向を望む。
神田といえば、有名なのが神田祭ですね。
山王祭、深川祭と並んで江戸三大祭の一つとされています。
また、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの一つにも数えられます。
祭りの様子は、こんな感じです。
盛大でしょ。
毎年、5月の中旬に行われ、2017年は、5月11日~17日でした。
神田明神(かんだみょうじん…正式名は神田神社)
【所在地】
〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目16−2
【交通アクセス】
JR中央線・総武線 御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
JR京浜東北線・山手線 秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅(1番口)より徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅(B1出入口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線 末広町駅 より徒歩5分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 より徒歩7分
【問い合わせ】
TEL:03-3254-0753
【公式サイト】
http://www.kandamyoujin.or.jp/
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