銀座に4月21日にオープンしたばかりの新スポット
GSIX(ギンザシックス)に行ってきました。
凄い人の数です。
普段、銀座は外国人観光客ばかりですが、
今日は、久々に大量の日本人を見ました(笑)
銀座松坂屋の跡地に建っています。
デカいです。
中は、デパートというより、おしゃれな専門店の集合です。
吹き抜けのホールに、ドーンと飾られている
草間 彌生の「南瓜」(かぼちゃ)のオブジェ。
エレベータに20分くらい待って、屋上へ行きました。
開放感のある屋上です。
きっと、夜景も綺麗でしょう。
そして、お目当ての靍護稲荷神社(かくごいなりじんじゃ)へ。
ご祭神は、
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
文化12年(1815年)に、伏見稲荷から勧請して
根岸(東京都台東区)に祀られました。
その後、昭和4年に、銀座松坂屋の屋上に移されました。
...と、かなり端折った説明ですが、境内の碑(写真右)によると、
以下のような由緒です。(根気のあるかたはお読みください)
「抑も当靍護大明神は今を去ること150年の昔、文化12年は如月の午の日、山城伏見の本宮より勧請して江戸の根岸の里に奉安す。爾来店主店族は素より江戸市民の深き信仰を蒐め今日に至れり。明治14年の或る夜神守の親爺は神殿附近に於いて白狐を認めたるがその跡に一巻の掛軸遺畄しあるを発見し怪しみて繙けば畏くも三州豊川稲荷大明神の尊像にてありしかば直ちにその由を店主に告げて神霊と共に奉祀して今日に及べりと伝う。大明神は霊験顯にして特に火防の神として世世附近住民の難を救はせ給へる事一再に止らず近き例に徴するも去る大正12年9月関東大震災が大正14年3月日暮里の大火に当たり既に危く見栄たるにも拘らず神域社殿は勿論松坂屋舎宅の凡べて無事なるを得たるは今尚世人の耳目に新たなる所なり。昭和4年己己の春2月18日、2の午の吉辰を卜し山王日枝神社宮司に請うて神霊を分霊し地上80尺の本館屋上に奉安して茲に遷座の式を行えり。」(昭和40年4月15日誌)
この靍護稲荷神社は、松坂屋の店主の一族の繁栄を
支えたお稲荷さんだったんですね。
靍護稲荷大神が、伏見稲荷から招かれたのは、約150年前
ですが、松坂屋の歴史はもっと古いです。
なんと、1611年(慶長16年)、
織田家の小姓の子孫である伊藤蘭丸祐道が、名古屋本町で
呉服小間物商「いとう呉服店」を創業したのが始まりです。
400年続いているというのは凄い!
また、この靍護稲荷神社は、
毎年10月下旬から11月初旬にかけて開催される
以下の銀座八丁神社めぐりの一社です。
幸稲荷神社
銀座1-5(並木通り1丁目)
銀座稲荷神社
銀座2-6(銀座トレシャス銀座ガス灯通り1階)
龍光不動尊
銀座3-6(松屋銀座屋上)
朝日稲荷神社
銀座3-8(大広朝日ビル)
宝童稲荷神社
銀座4-3(並木館裏、または天賞堂裏の路地を入る)
銀座出世地蔵尊
銀座4-6(銀座三越9階 銀座テラス)
歌舞伎稲荷神社
銀座4-12-15(劇場歌舞伎座正面右側)
あづま稲荷神社
銀座5-9(あづま通り、三原小路)
成功稲荷神社
銀座7-5-5(資生堂銀座ビル 1Fエントランス)
豊岩稲荷神社
銀座7-8(GINZA GREENビル裏、銀座すずらん通りから路地を入る)
靍護稲荷神社(かくごいなりじんじゃ)
【所在地】
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10−1
G SIX / ギンザシックス屋上
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