今日の新大久保は、ちょうどゴールデンウィークの昼時だったこともあり、何十店もの韓国料理店に並ぶ人の列でごった返していました。
でも、韓国語や中国語が多かったので、外国人観光客が多いのかも。
人混みをかき分け、新大久保駅近くの皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)に行ってきました。
ここは、「皆中=みなあたる」ということから、宝くじの願掛けをする人々に大人気です。
また、宝くじだけでなく、「当たる」「当選」などの勝運向上を示すご利益があるとされ、試験などの合格祈願にたくさんの人々が訪れています。
さて、皆中稲荷神社は、JR新大久保駅から徒歩1分のところにあります。
鳥居をくぐると、左手に手水舎があります。
写真右奥が、境内の一番奥です。
つまり、境内が細長いのです。
手水舎は、小さくちょっと古そうですが、奇麗に整備されています。
さらに、境内の奥に進むと、左手に授与所があり、さらに奥に本殿があります。
本殿です。
稲荷神社なので、狛狐かと思ったら狛犬でした。
この神社、全体的に稲荷神社っぽくないです。
本殿の前には、宝くじ当選や、受験の合格祈願の絵馬がたくさん掛けられていました。
本殿前から入口方面を撮ったショット。ここだけ狐像がありますが、他は狛犬でした。
授与所にはたくさんの種類のお守りが。
”「百発百中」
宝くじ的中・勝運祈願
根付と御守りのセット
2000円”
とあります。
でも、祈願をするなら絵馬(1000円)が一番いいそうです。
この神社の創建は、天文二年(1533)にさかのぼります。
この地には、徳川幕府の「鉄砲組百人隊」が駐屯していました。
(なので、このあたりの地名が新宿区百人町です)
ある鉄砲組の武士が、射撃が上手くならず悩んでいたところ、夢に稲荷之大神が現れました。
そこで、翌日、当社を参拝し、射撃に臨んだところ百発百中。
これを見た他の旗本たちも、参拝して射撃に臨むと、ことごとく命中。
この霊験が評判になって、鉄砲組からの信仰はもちろん、射撃のみでなく様々な願い事をする参拝者が増えて、「皆中(みなあたる)の稲荷」と称えるようになり、それ以後「皆中稲荷神社」と称されるようになりました。
現在では、多くの人々が、宝くじやロト6などの当せん祈願に訪れます。
なお、この神社には猫がたくさんいるという噂を聞いてきたのですが、
残念ながら今日は出会えませんでした。
皆中稲荷神社(かいちゅういなりじんじゃ)
【所在地】
〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目11−16
【交通アクセス】
JR新大久保駅より徒歩1分
【問い合わせ】
TEL:03-3361-4398
【公式サイト】
http://kaichuinari-jinja.or.jp
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