今回は、伊藤三巳華さんの『スピ☆散歩』でも紹介されていた、上野公園の花園稲荷神社です。
仕事上の縁結びのお願いに、参拝させていただきました。
新宿の花園(稲荷)神社とは別物です。
人の多い上野公園の中では、少し目立たないのですが、立派な赤鳥居です。
赤鳥居のトンネル。
お稲荷さんらしい参道です。
少し進むと、階段を降りるようになっています。
境内が一段低い場所にあります。
さらに赤鳥居をくぐり…
参道が終わり、ここから境内といった感じです。
こちらが本殿。
なかなか立派な社殿です。
参拝者も多く、途切れることはありませんでした。
御祭神は、お稲荷さんなので、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
五穀豊穣の神様ですね。
お稲荷さんの本社は、有名な京都の伏見稲荷大社です。
このお稲荷さんは、渡来人の秦氏(はたうじ)が持ち込んだものと言われています。
渡来人と聞くと、朝鮮半島や中国からと思いますよね。
しかし、一説によると、ユダヤ人とされています。
トンデモ説に聞こえますが、最近、よく耳にします。
興味のある方はググってみてください。
もちろん、数か月で渡ってきたわけではなく、部族単位の大所帯で何世代もかけて渡来したため、途中で中国などアジアの血が混ざってきたのでしょう。
交通機関が発達していない当時を思うと、ヨーロッパから日本へ移住というのはありえなさそうですが、数十年や数百年のスパンで考えれば、ありえるのかもしれません。
秦氏は、常に政治的中枢におらず、土木建築や絹、薬のエンジニア集団として、経済的な成功のみ追及してきたようです。ユダヤ人らしいですね。
なので、中国大陸や朝鮮半島に定住することもなく、常に異邦人で居続けたようです。
そして、3~4世紀に1万人ほどの大所帯で日本にやってきました。
京都の太秦が本拠地だったようです。ちなみにウズマサとは「処刑された救世主」を意味するそうです。まんまイエス・キリストじゃないですか。(ウズマサはチベットの言葉で「第一の都市」を意味するという説もあります)
関東にもやってきました。その名残が地名に残っています。
神奈川県の秦野市です。
また、秦氏の末裔とされている家系としては、雅楽の東儀家、総理大臣を出した羽田家などです。
稲荷の語源とも言われているINRIとは、景教(東アジアに伝わったキリスト教)で「ユダヤの王・ナザレのイエス」を意味するそうです。
伏見稲荷が建てられたときは、イエス・キリストが祀られていたりして。
世界は、現代人が考えるより、ずっと狭かったのかもしれませんよ。
現在のように稲荷神社に狐が祀られるようになったのは、8世紀に空海が広めたようです。
さて、話がそれましたが、ここ花園稲荷には、もう一つ見どころがあります。
旧跡の穴稲荷です。
天海が寛永寺を建てる際に、忍ケ丘の狐が住処を失うのを憐れんで建てたそうです。
写真は結構明るめに写っていますが、ちょっと薄暗いです。
一人で入ると、怖く感じるかたもおられるかもしれません。
伊藤三巳華さんの『スピ☆散歩ぶらりパワスポ霊感旅 2 (HONKOWAコミックス) 』でも、ディープに紹介されています。
興味のある方はぜひどうぞ。
花園稲荷神社
【所在地】
〒110-0007 東京都台東区上野公園4−59
【交通アクセス】
JR上野駅公園口から徒歩5分
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