龍神様が祀られている名古屋の白龍神社(はくりゅうじんじゃ)に参拝してきました。
さほど規模は大きくはないものの、とても雰囲気のある神社です。
JR名古屋駅から徒歩約10分。
上を名古屋高速都心環状線が走る大通り沿いに鳥居がひっそりと建っています。
鳥居をくぐると右手が手水舎。
もちろん、リアルな龍がお出迎えです。
広くない境内なので、手水舎のはす向かいが本殿です。
ご祭神は、以下の二柱です。
高龗神(たかおかみのかみ)
「龗」(おかみ)は「龍」や「水」の古語です。
そして、京都の貴船神社の主祭神であり、水の神様です。
つまり、もろに龍神様です。
須佐之男命(すさのおのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)のやんちゃな弟として有名ですが、京都祇園の八坂神社の主祭神であり、厄除けの神様です。
こちらの二柱を合わせて白龍大神と呼びます。
ご利益は、
金運、健康、厄除け
とされています。
しかし、この神社の見どころはこれからです。
本殿の右横に大きなイチョウの御神木と社があります。
それにしても、立派な御神木です。
本殿右側に向かってみてビックリ。
奥にも立派な摂社がありました。
手前の末社については、詳細は不明でしたが、左脇に小さな龍の手水舎が。
さらに奥に進むと、屋根付きの摂社が。
雰囲気がガラっと変わりました。
背筋がゾクッとします。
中に入ると鳥居とともに、社が建っていました。
鳥居には「白龍神社」とあります。
本殿は別にあるし、こちらは奥の宮的なもの??
龍神様がおられる雰囲気がものすごいです。
そして、鳥居の左右の柱には、見事な龍の彫刻が彫ってありました。
そして、鳥居の前には、2つの蛇の石があります。
この蛇の石は、京都の伏見稲荷や、東京の王子稲荷にあるものと同じく、「おもかる石」です。
願い事をしながら持ち上げ、想像よりも軽かったら願いが叶うと言われています。
それにしても、なぜ蛇?
蛇が龍神様のご眷属なのかな。
こちらの神社のご由来は、社伝にこうあります。
1603年というから江戸幕府が開幕した頃である。(現鎮座地の少し北)江川に架かる柳橋の辺りの村に熱病が流行した。
この時「此の美しき良き所に大神をお祀りすれば、萬民の苦疫を救い、幸をたれ給う。」とのご神示が下ったので江川の傍にある柳の木の下に祠を建て、人々が崇め拝んだ。
その後、柳の寿命が終わってしまったので、近くそびえる銀杏の木に大神様が遷座せられた。
その後も引き続き、御神木として人々の崇敬が広まることとなり、更なる大神様の御神徳が現わされ、いつの頃からか、二柱お神を総して「白龍様」「白龍さん」と親しまれるようになった。
龍の御神気をたくさんいただきました。
ありがたいです。
また、参拝させていただきます。
白龍神社(はくりゅうじんじゃ)
【所在地】
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1丁目8−8−14
【交通アクセス】
JR・名鉄・近鉄 名古屋駅から徒歩10~15分
【問い合わせ】
TEL:052-571-5859
【公式サイト】
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