京都の下鴨神社に行ってきました。
正式名は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。
下鴨神社(しもがもじんじゃ)は通称だそうです。
ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されています。
まず、参道が長い。500mくらいあります。
「糺(ただす)の森」と呼ばれ、
古代の山城国の名残をとどめている自然環境で、
国史跡に指定されています。
とても気持ちのいい木々に囲まれています。
参道の先に楼門が現れます。
とても華やかですね。
重要文化財に指定されているそうです。
楼門をくぐって境内に入るとびっくり。
桜門の華やかさとは対照的に、とてもシックな色合いです。
さて、ここ下鴨神社のご祭神とご利益は、
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) 西殿
開運厄除・必勝・商売繁盛
玉依媛命(たまよりひめのみこと) 東殿
縁結び・安産・子宝
です。
賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神さまで、
京都の守護神としてまつられています。
玉依媛命は、賀茂建角身命と夫婦神かと思ったら、
賀茂建角身命の子で、
丹塗矢(にぬりや)となって瀬見の小川を流れ下ってきた
火雷神との間に神の子(賀茂別雷命)を懐妊したそうです。
ちなみに、玉依媛姫という名前は、
霊の依り付く(憑りつく、とも)巫女のことをさし、
そこから「神霊の依代」を意味するもので、
固有名詞ではないそうです。
境内の真ん中にどーんと建っているこの建物は舞殿です。
これも重要文化財です。
境内の左右側には、「言社(ことしゃ)」という小さなお社が
全部で七社祀られています。
「言社(ことしゃ)」は「えとの守り神」ともいわれています。
大国主命は七つの名前を持っており、
名前ごとに祀られているので七つの社になっているといいます。
それぞれが十二支の守り神として、
また、商売繁盛の神として信仰されています。
白い立札に干支の名前が書いてありますね。
大炊殿(おおいどの)に向かう途中の門
鳥居に入ってすぐ左側にある「さざれ石」
君が代にあるように「小さな石が凝固して大きな岩になったもの」です。
最後に、参道の途中にあるお茶屋さんに立ち寄り、
「まめ豆茶」と「申餅」
をいただきました。美味しかった。
下鴨神社
【所在地】
〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59
【交通アクセス】
・地下鉄烏丸線北大路駅からのバスルート
市バス1番・205番(約25分)下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)
・京都駅からのバスルート
市バス4番・205番 下鴨神社前(もしくは糺ノ森前)
・京阪出町柳(でまちやなぎ)駅からの徒歩ルート
徒歩12分
【参拝時間】
定 休 日:なし
開閉門時間:6:30~17:00
【問い合わせ】
TEL:075-781-0010
Mail:info@shimogamo-jinja.or.jp
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